こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼良将です。
今回の新築工事の現場では、いよいよ全館空調システムが設置されました。

全館空調とは?
全館空調とは、一台のエアコンで家全体の温度を管理するシステムです。
各部屋に個別のエアコンを設置する必要がなく、廊下や洗面所など、温度差が生じやすい場所も均一な温度に保つことができます。
全館空調のメリットとは?
1.家全体の温度を一定に保てる
一般的なエアコンの場合、リビングは快適でも廊下やトイレは寒い…なんてことがありますが、全館空調ならその心配がありません。
家中どこにいても温度差が少なく、ヒートショックのリスクも軽減されます。
2.省エネ効果が高い
全館空調は一見すると電気代がかかりそうですが、実は高断熱・高気密の住宅と相性が良く、エネルギー効率の高い運転が可能です。
そのため、光熱費の削減につながります。
3.空気がきれいに保てる
フィルターを通してホコリや花粉をキャッチするため、室内の空気がクリーンな状態に保たれます。
特にアレルギー体質の方や、小さなお子様がいるご家族におすすめです。
4.デザイン性の向上
個別エアコンが不要になるため、壁や天井がスッキリし、インテリアの自由度が高まります。
最近の新築住宅では、省エネ性能の向上や快適な住環境を求めるお客様が増え、全館空調を採用する家が注目を集めています。
全館空調のデメリット
1.導入コスト
個別エアコンよりも導入コストが高くなる場合があります。
2.メンテナンス
定期的なメンテナンスが必要になります。
実際の施工の流れ
全館空調は家の設計段階から考慮する必要があるため、施工前にしっかりと計画を立てることが重要です。
1.ダクト配管工事
天井裏にダクトを配管し、各部屋に空気を送るための経路を確保します。

2.室内機の設置
天井裏に室内機を設置し、ダクトと接続します。

3.室外機の設置
建物の外に室外機を設置し、室内機と接続します。
4.試運転
システム全体の試運転を行い、各部屋の温度や風量を調整します。
全館空調の導入を検討する際のポイント
「全館空調を取りれたい!」と考えている方は、以下の点をチェックすると良いでしょう。
1.高気密・高断熱住宅であるか?
断熱性能が低いと、空調の効果が十分に発揮されません。
2.電気代やメンテナンスのコストは許容範囲か?
システムによっては導入コストや維持費がかかるため、ランニングコストも検討しましょう。
3.信頼できる工務店に相談する
全館空調は専門的な知識が必要なため、経験豊富な工務店に相談することが大切です。
全館空調を取り入れた新築住宅は、家全体の温度・湿度を一定に保ち、快適で健康的な暮らしを実現する理想的な住まいです。
これから家を建てる方は、ぜひ「全館空調とは?メリット・デメリット」「全館空調のある家づくり」「高気密・高断熱住宅と全館空調の相性」などの情報を参考にしながら、最適な住まいづくりを考えてみてください!
弊社では「全館空調を導入した新築住宅の施工実績」もありますので、ご興味のある方はぜひご相談ください!
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