【御殿場市:新築工事】基礎工事が始まりました

こんにちは。

玉穂木材工業株式会社 菅沼良将です。

御殿場市内で、新築工事にともなう基礎工事が始まりました。

新築工事を行う際は、必ず基礎工事が行われます。そして、その基礎の上に新たに家ができます。

家を作る時、あまり基礎についての話が出ません。基礎は実際、家が出来てしまうと実生活ではほとんどふれることがなく、あまり目立たない存在です。

しかし基礎は、家を一番下で支えている箇所であり、家の傾きなどにも直結しますので、とても大切な箇所なのです。

弊社では、基礎は「ベタ基礎」としています。

今日は、そのベタ基礎について見ていきたいと思います。

基礎工事は、床掘り(根切りとも言います)から始まります。床掘りは、家の基礎を設置するために地面を掘り下げる作業のことです。基礎コンクリートは、地面の上に作るのではなく、半分地中に埋まるので、その埋まる部分の地面を掘り下げます。

今回の土地は、地盤調査の結果、地盤改良を行わなくても良いということなので、直接床掘りを開始できました。

床掘りができると、次に砕石が敷かれます。

基礎は地面の上に直接造るのではなく、砕石を敷いてその上に造られます。

砕石敷きは、地盤を強化し安定させるために行います。地面に直接建物を建てると、地盤がもろいまま施工が行われてしまうので、後に建物の傾きや地盤沈下につながる可能性があります。

そうならないために砕石敷きを行い、そして十分に転圧を加えて地盤を強固のものにし、建物の重さに耐えられるようにします。

砕石敷きが終わると、捨てコン(捨てコンクリート)が行われます。捨てコンは、基礎の下に流し込まれるコンクリート層です。捨てコン主に、建物の高さの基準を作る、型枠の位置出しをしやすくする、背筋を正確な位置に組めるようにするなどの役割があります。

捨てコンは構造的な役割を持たないため、強度を求める必要はありません。そのため、鉄筋は配筋されていません。

また、捨てコンクリートというと、捨ててしまうというイメージを持ってしまいますが、作業が終わったからといって捨ててしまう訳ではありません。この捨てコンクリートの上に、基礎が出来ます。捨てコンの捨てには、捨て身や犠牲になるといった意味合いがあるとされています。

このあと引き続き、防湿シートが敷かれ型枠が組まれて行きます。

その様子は、次回のブログでお伝えいたします。

 

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静岡県御殿場市ぐみ沢1359

 

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