【御殿場市】御殿場産木材「ごてんばっ木」が誕生!

こんにちは。

玉穂木材工業株式会社菅沼(良)です。

御殿場産木材の愛称とロゴマークが決定!

この度御殿場産木材に、「ごてんばっ木」という愛称が付き、そのロゴマークも作成されました!

作成されたロゴマークが、これです!

御殿場産木材に愛称を付けロゴマークを作成するきっかけとなったのが、昨年4月に御殿場市が行った「木育宣言」です。この木育宣言は、「将来に向けて地域の森林や里山を守り、美しい自然環境を後世に引き継いでいくとともに、地域木材のブランド化など積極的な活用を図って、持続可能なまちづくりの実現を目指す」とされています。

木材の地産地消

御殿場市には多くの森林資源がありますが、その活用についてはあまり知られていません。森林には桧や杉が植えられています。それらの木は伐採されると製材工場で柱や土台・板等に加工され、建築現場で家の構造材や内装材として使われています。その他にも、チップにしたりペレットにしたり、または合板になったりもしています。木材は色々な活用方法がありますが、木育宣言ではこの地元御殿場で育った木をこの地元で使う、すなわち地産地消を目標の一つとしています。その地産地消が木材産業の発展につながり、ゆくゆくは御殿場の産業の発展につながることを望みます。

「ごてんばっ木」誕生の経緯

木材の地産地消は、御殿場の木材が今後公共施設や一般住宅で使われることになり、御殿場市民のみなさまが木にふれあう機会が増え、木材の本来の良さ「温もり、あたたかみ、香り、さわり心地、空間の居心地の良さ」を感じてもらえると思います。それはすなわち、木育の精神である「木にふれあい、木に学び、木と生きる」ことにつがなります。

そして、この御殿場産木材に市民のみなさまが愛着を持ってもらえるように、「ごてんばっ木」が誕生しました。

実は私、この「ごてんばっ木」誕生までの経緯に大きく関わらさせていただきました。御殿場産木材に愛称を付ける作業は、御殿場市役所の担当課と御殿場木材協同組合とで行いました。その御殿場木材協同組合の代表として、私が市役所担当課と協議を重ねることになりました。

御殿場木材協同組合ホームページ

協議を重ねた結果、御殿場産木材のロゴマークは御殿場高校の生徒さんから、愛称については市内の小学5年生から募ることとなりました。ロゴマークについては40点、愛称については700点を超える応募がありました。その中からロゴマークと愛称を決定するのですが、決定には市長・副市長も交えて決定しました。そして見事選ばれたのが、ロゴマークは御殿場高校3年の市瀬優衣さんの作品、愛称については富士岡小学校5年の赤木志帆さんの作品です。

両作品ともに、とても親しみが持てる作品です。ロゴマークを考案してくれた市瀬さんは、「御殿場の富士山と緑の良さが一目で分かるようにした。木育の推進につながるとうれしい」と想いを込めて語ってくれました。ロゴマークは富士山の麓から樹木が育つ様子を一筆書きで表現されていて、市瀬さんが語っているように、まさに「富士山と緑のの良さが一目でわかります」。

「ごてんばっ木」については、12月の市の定例記者会見で発表されました。そこに私も同席させていただきました。

ごてんばっ木ロゴマーク入り木製時計

そして2月10日(金)に、ごてんばっ木ロゴマーク考案者の市瀬さんが御殿場市役所で市長を表敬訪問しました(愛称考案者の赤木さんは、学校行事のためこの日は欠席)。そこで市瀬さんは、市長より賞状を授与されました。御殿場木材協同組合でも何か記念品を差し上げられないかと思い、ごてんばっ木ロゴマーク入り木製時計を作ってプレゼントすることにしました。

これがごてんばっ子ロゴマーク入り木製時計です。「御殿場産ひのき」で作ったオリジナル時計です。とても木の温もり・あたたかみを感じなれます。そして、癒しも与えてくれます。これが木が本来持っている良さであります。この木の良さを、今後ごてんばっ子を通じて少しでも多くの市民のみなさまに感じていただきたいです。そしてこの時計とは別に、ごてんばっ子ロゴマーク入りのストラップも作成したので、こちらも市瀬さんにプレゼントしました。市瀬さんは、「このストラップかわいい～!」ととても喜んでもらいました。