こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
今度新築する建物の基礎へ、コンクリートの打設を行いました。コンクリート打設とは、建物の基礎の型枠に生コンクリート(固まる前の柔らかい状態のもの=生コン)を流し込む作業のことを言います。コンクリート打設には、2台のトラックが使われます。まず、ミキサー車。これは工場で製造された生コンを、建設現場まで運ぶトラックです。そして、そのミキサー車が運んできた生コンを、配管やホースを通じて現場へ送るのがコンクリートポンプ車です。
工場から運ばれてきた生コンには、大小の砂や砂利・空気(気泡)が含まれています。生コンに含まれている砂や砂利・空気をそのままにしておくと、そのあとできるコンクリートが、密度・強度の低いものになってしまいます。できあがるコンクリートがそのような低質材にならないように、生コンを構成する要素を均等化させる必要があります。そこで使用するのが、バイブレータという機械です。バイブレータは、高周波の振動を発生させます。その高周波の振動を生コンに与えることにより、生コン内にある余分な空気を外に出し、砂や砂利などを密接に混ざり合うようにします。振動を与えられた生コンは、液状化して隅々まで行きわたり、強度・耐久性に優れた品質の高いコンクリートとなります。
この様にして、コンクリート打設は行われ行きます。コンクリート打設の様子を収めましたのでご覧下さい。
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