こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
今度新築工事を行う現場で、地盤改良工事を行いました。建物を新築する時には、必ず地盤調査を行います。地盤調査とは、建物を建てる地盤が、その建物を建てるのに耐えうる地盤なのかを事前に調べることです。その調査の結果、もし地盤の強度が低く建物を建てるには十分な耐力がないとの調査結果が出た場合は、地盤改良工事を行いその地盤を建物が建てられる強度にする必要があります。その地盤改良は主に、「表層改良」・「柱状改良」・「鋼管打ち」の工法があります。
今回行う工法は、「柱状改良工法」です。柱状改良工法とは、セメント系固化材と水を混ぜたものを軟弱地盤に注入し、地中に円柱状の杭を作る工法です。セメント系固化材と水は、低圧ポンプにより地中に注入されます。そして、専用重機(攪拌翼(かくはんよく))によりその地盤の土と混合攪拌(攪拌:かきまわす。かきまぜる。)させ、科学的に固化して地盤強化をします。
出来上がった杭がこちらです。地上からしか見れませんが、この様に円柱の杭が建設予定地に何本も打ち込まれます。
そして、このあと基礎工事に移ります。
余談ですが、今回持ち込まれた重機の運転席を見せてもらいました。重機には特殊な装備が付いているので、運転席にも色々なスイッチ類が付いています。モニターも付いていますね。私も以前、林業機械のハーベスタに乗っていたことがあるので、この様な重機を見ると何かワクワクしてしまいます。
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