今回は、老朽化した石積み擁壁を安全性の高い鉄筋コンクリート擁壁へ作り替える工事についてお伝えします。

工事の流れ:石積み解体から鉄筋コンクリート擁壁の完成まで
①既存石積み擁壁の解体・撤去
まずは、既存の石積み擁壁を丁寧に解体・撤去します。
石積み擁壁の解体は、土砂の崩壊を防ぎながら慎重に行います。
②掘削と地盤の整備
石積みを撤去したあとは、新しい擁壁を設置するために、基礎部分の掘削と転圧作業を行います。

構造物や樹木がある箇所は、手作業で掘削を行います。

③型枠設置・鉄筋組み
コンクリートを流し込むための型枠を設置し、内部に鉄筋を組みます。
この鉄筋が、コンクリート擁壁の強度を高める役割を果たします。
④コンクリート打設
そして、コンクリートの打設。
しっかりとしたかぶり厚、打設後の養生を含め、耐久性にこだわった施工を行います。
⑤埋め戻し・整地
掘削した土を埋め戻し、周囲を整地して工事が完了となります。
コンクリート擁壁のメリット
・高い安全性:鉄筋コンクリート造なので、地震や土圧に強く安全性が高い。
・耐久性:適切な施工とメンテナンスを行えば、長期間安心して使用できる。

このような外構リフォームは、単なる見た目の改善だけでなく、「倒壊リスクの軽減」「隣地への土砂流出の防止」「法面の安定化」といった、土地の安全性を確保するための重要な工事です。
また、隣地との境界を確定させる手段にもなります。
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静岡県御殿場市ぐみ沢1359
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