今回は、桧のウッドデッキ修繕についてお伝えします。
20数年前に製作した桧のウッドデッキが老朽化したため、再び桧を使用して修繕工事を行いました。
ウッドデッキは家の外観を美しく保つだけでなく、家族の憩いの場としても大活躍します。
しかしウッドデッキは、長年風雨にさらされるため、どうしても経年劣化による傷みが出てきます。
今回ご依頼いただいたウッドデッキも、床板の損傷や根太の傷み、塗装の色褪せなどが見られました。

1.ウッドデッキが劣化する原因とは?
ウッドデッキが劣化するものな原因は以下の通りです。
・紫外線による劣化:木材が乾燥してひび割れしやすくなる。
・雨や湿気による腐食:水分を含んだ木材は腐りやすく、シロアリの被害に遭いやすい。
・塗装の劣化:防腐塗装が剥がれると、木材が直接ダメージを受ける
今回のウッドデッキも、長年の風雨にさらされて床板の一部が腐食していたため、修繕が必要となりました。
2.修繕工事の流れ
①既存のウッドデッキを解体
まず、床板や根太をチェックし、腐食が進んでいる部分を解体しました。

特に根太が傷んでいると、デッキ全体の強度が低下するため、しっかりと確認が必要です。

②新しい桧材で構造を再構築
ウッドデッキの景観を整えるため、再び桧を使用しました。
桧はもともと耐水性や防虫性が高く、屋外の使用にも適しています。
③防腐・防水処理を施す
木材の耐久性をさらに向上させるために、防腐・防水処理を施しました。
・防腐塗装:木材保護塗料を2回塗りし、紫外線や雨から守る。
・床下の通気性確保:湿気がこもらないよう、床板の隙間を適度に確保。
④仕上げ・最終チェック
最後に、ビスの固定状態やデッキの水平を確信し、完成です。

3.ウッドデッキを長持ちさせるメンテナンス方法
修繕したウッドデッキを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが大切です。
・1~2年ごとに再塗装:ウッドデッキ専用の防腐塗料を塗り直し、劣化を防ぎましょう。
・落ち葉やゴミをこまめに掃除:湿気がこもると木材が腐りやすくため、デッキの汚れを定期的に取り除きましょう。
・床下のぐらつきをチェック:ビスが緩んでいないか、床板が反っていないかを定期的に確認し、もし何かあれば早めに修繕をしましょう。
今回はウッドデッキ修繕工事の様子をご紹介しました。
ウッドデッキの寿命を延ばすためには、適切なメンテナンスと早めの対策が重要です。
もし「ウッドデッキのリフォームを考えている」「どの木材を選べばいいか迷っている」という方は、お気軽にご相談下さい。
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