御殿場市内で、トタン屋根をカバー工法でリフォームしました。
今回は、トタン屋根のカバー工法によるリフォームについてお伝えします。
カバー工法とは
カバー工法とは、既存の外壁や屋根をそのまま活かしつつ、新しい素材で外装をカバーすることでリフォームを行う方法です。建物の外壁や屋根を撤去することなく、外観を大幅に改善することができます。
カバー工法のメリット
1.リフォーム工事の費用を抑えられる
既存の外壁や屋根を撤去せずに新しい素材を被せるため、解体作業や廃材の処分費用がありません。これにより、リフォーム工事の費用を抑えることができます。
2.施工期間が短い
撤去作業がないので、短い工期で施工ができます。そのため、住宅の使用停止期間を最小限に抑えることができます。
3.天候での悪影響がない
カバー工法では、外壁や屋根の撤去がありません。外壁や屋根を撤去・解体すると、屋内に雨水が侵入することが懸念されます。雨水の侵入は、屋内の家具や建材などに損傷を与える危険性があります。しかしカバー工法では、外壁や屋根は撤去しないので、天候による屋内への悪影響の心配がありません。
4.建物の寿命を延ばす
カバー工法では、耐久性の向上も大きなメリットです。新しい外壁や屋根材は耐候性が高く、風雨や紫外線から建物を守ってくれます。これにより劣化や腐食を防ぎ、建物の寿命を延ばします。
5.外観の改善
カバー工法では、豊富なデザインや色の選択が可能となります。新しい外壁や屋根材を選ぶことで、建物の外観を現代的で魅力的なのもに変えることができます。
施工方法
1.洗浄
壁や屋根に汚れやカビ・コケなどを、高圧洗浄機をしようして洗い流します。
2.下地材の設置
今回の屋根のカバー工法では、屋根にベニヤを貼り付けます。これが下地材となります。
3.防水シートの敷設
下地材の上に、防水シート(ルーフィング)を敷きます。これにより、雨水の侵入を妨げます。
4.屋根材の設置
防水シートの上に、屋根材を設置します。屋根材が設置できたら、棟材や水切りの設置をして作業は終了となります。
(屋根の形状や材料によっては、施工手順が異なる場合もあります)
以上が、カバー工法のメリットと施工方法です。
今回のお家では、新しい屋根材はガルバリウム鋼板を使用しました。トタン屋根に比べれば、耐久性は格段に向上しました。
このカバー工法のリフォーム工事により、外観の改善や耐久性、断熱効果の向上など様々なメリットを得られます。また施工期間が短く、リフォーム費用も抑えられるため、手軽なリフォーム方法として注目されています。
お問い合わせ
玉穂木材工業株式会社
静岡県御殿場市ぐみ沢1359
- たまほのリフォーム
- DIYで自由に間取りを変えられる家「SETTE」登場
- エアサイクルの家
- お問い合わせフォーム
- TEL 0550-82-2131(お急ぎの方はお電話でどうぞ)