雪おこしからの雪おろし
太平洋側に住んでいる人は、雷といえば夏を思い浮かべると思うのですが、日本海側では夏よりも冬の方が雷が多いのです。この冬の雷を「雪おこし」と呼んでいます。冬に雷の音を聞くと、今年もそろそろ雪が降ると考えるのです。雪が降ると、車のタイヤをスタッドレスタイヤに履き替える作業をしなくてはなりません。
豪雪地帯にお住まいの方は、冬になり屋根に雪が積もると、屋根に積もった雪をおろす作業をやらなくてはなりません。近年、雪おろし中に屋根の上から転落して亡くなるという事故が頻発しています。豪雪地帯は高齢化が進む過疎地も多く、一人暮らしの高齢者が屋根に上がって、足場の悪いところでスコップやスノーダンプで作業中に足を滑らせるというケースが多いようです。その様な場合は無理をせず、専門業者やボランタリーに依頼されると良いです。