こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼良将です。
先日地鎮祭を行った現場で、基礎工事が始まりました。基礎工事は、建物の安定性や耐久性を確保するために、非常に重要な工程です。その基礎工事の中に、丁張り(ちょうはり)という作業があります。
丁張りとは
丁張りとは、基礎工事において建物の位置や高さを正確に決めるための作業です。基礎の位置やサイズを正確に設定することで、建物が正確な寸法と位置で建設されることになります。
丁張り作業はレーザーレベルという機器を使用して、直角や水平を出します。正確な丁張りを行うことで、建物の水平な床や天井、垂直な壁が実現されます。
丁張り作業は、まず木杭(丁張り杭)を打ち込み、その杭に貫という薄板を打ち付けます。杭は建物の位置(基礎の位置)を示すために使用します。また、丁張り杭は建物(基礎)から1mくらい離れた所に打ち込みます。丁張り杭を建物(基礎)から離して打ち込むのは、そのあとに重機等での基礎部分の掘削作業があるからです。
丁張り杭が打たれると、その杭に貫を水平に打ち込みます。貫が撃ち込まれた丁張り杭は、貫(筋違い貫)を斜めに打ち込んでぐらつかないように固定します。
この貫は、基礎の高さの基準となります。この丁張り杭と貫で建物(基礎)の四方を囲みます。この丁張りを基準として、建物の基礎が作られます。
今回は、基礎工事の丁張りについて少しお話してみました。
丁張りは、建物の基礎工事において、正確性と品質を確保するために欠かせない作業です。この様な作業を確実に行い、建物は建てられていきます。
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