【御殿場市】古い家の解体作業:過去から未来への一歩

こんにちは。

玉穂木材工業株式会社菅沼(良)です。

御殿場市内で、新築工事に伴う解体作業が始まりました。この解体されるお家はとても古いお家で、施主様に伺うと「100年くらい前の家」だそうです。

100年くらい前というと、大正12年ころになります(ちなみに大正12年というと、関東大震災が起こった年ですね)。その様な歴史あるお家を壊してしまうのはとても寂しいことですが、施主様の新たな夢や希望を実現するための第一歩と思い、前向きにとらえたいと思います。

解体作業は、まずお家の中からです。解体作業によって出る廃材は、すべて分別されます。

解体作業が進むと、このお家の中身が見えてきました。

古いお家なので、断熱材などは入っていません(当たり前ですね(笑))。そして、お家の中はがらんどうです。筋違(すじかい)もありません。

現代の建築では、まったく考えられない構造となっています。ちなみに、このお家の屋根材は瓦です。建物が平屋だということを加味しても、いままでよく幾多の地震を乗り越えて倒れなかったな、と思ってしまいます。

歴史的建物がなくなってしまうのは残念ですが、この解体作業は新しい時代を到来させる意味があります。そして、解体されたお家の歴史と思い出は、施主様の心に刻まれていると思います。このお家はなくなってしまいますが、この地に新たな建物や空間が生まれ、次の時代へと移り行くでしょう。

新たな時代の幕開けを期待して、今後とも作業を進めていきたいと思います。

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玉穂木材工業株式会社
静岡県御殿場市ぐみ沢1359