こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
今回は前回の続きで、断熱材の吹き付け硬質ウレタンフォームについてです。
前回は、断熱材の種類と吹き付け断熱のメリットとデメリットについて触れましたが、今回は実際に硬質ウレタンフォームを吹き付けた様子をお伝えします。
硬質ウレタンフォームの吹き付け
硬質ウレタンフォームの吹き付けは、ポリオール(A液)とイソシアネート(B液)という液を混合して化学反応させ発泡させます。ポリオールとイソシアネートはそれぞれ別のドラム缶に入っていて、作業現場で専用の機械を使い混合し発泡させます。
混合された2液はスプレーガンから噴射され、付着させたい箇所に吹き付けます。
ご覧の様に吹き付けられるのですが、発泡硬質ウレタンフォームのメリットの一つに、施工性の良さがあります。
スプレーガンで直接施工箇所に硬質ウレタンフォームを吹き付けることができるので、吹き付けられた硬質ウレタンフォームは、均一で隙間なく充填されます。
写真をご覧になっていただけるとよくお分かりになるかと思いますが、柱(間柱)と間柱の間、筋違の箇所、小屋裏の複雑な箇所にまで隙間なくぎっしりと硬質ウレタンフォームが充填されています。吹き付けられた発泡ウレタンフォームは、とてももこもこしています。このもこもこが、狭い隙間も確実に埋めてくれます。
発泡ウレタンフォームには自己接着力があるので、接着剤を使わなくても接着面に吸着してくれます。これも施工性の良さになりますが、施工後も発泡ウレタンフォームがずれたりして隙間ができてしまうなんてこともないので、気密性は確保されます。
吹き付けられた硬質ウレタンフォームは
吹き付けられた硬質ウレタンフォームは、上記写真のようにもこもこしていて平ではありません。これでは壁になる箇所にプラスターボードを貼ることができません。そのため硬質ウレタンフォームが硬化したあとは、壁の箇所はナイフやノコギリで柱や間柱より飛び出している硬質ウレタンフォームを削ぎ落します。
うっかり削ぎ落し作業の様子を写真に納めるのを忘れてしまいましたが、この様に削ぎ落とされます。
小屋裏は削ぎ取る必要がないので吹き付けたままの状態ですが、壁になる箇所はこのように柱・間柱の高さに削ぎ落します。これで柱や間柱が現れ、プラスターボードを貼れる状態になります。
地球環境にやさしい素材
この硬質ウレタンフォームの施工では、水を含むポリオールとイソシアネートを混合させることで炭酸ガスを発生させ発泡剤として使用するので、温室効果の高いフロンガスは使われず、地球環境にやさしい素材です。
また、人体に悪影響を与えるホルムアルデヒドも使用されないので、住む人にも施工する人にもやさしい断熱材です。
防音性も備える
硬質ウレタンフォームは施工後スポンジ状に変化するので、断熱・気密性能が高いばかりでなく、防音効果も発揮してくれます。ウレタン自体には防音効果はありませんが、発泡ウレタンの内部には細かな気泡が無数にあり、その気泡が音のエネルギーを分散させ音の反響や漏れを少なくしてくれます。
今回は、硬質ウレタンフォームの施工の様子をリポートさせていただきました。
次回は、いよいよ硬質ウレタンフォームの施工の様子を、動画でお届けしようと思っています。
是非、楽しみにしていてください。
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