こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
4月3日(日)に、地鎮祭を執り行いました。
当日は、4月とはとても思えない寒さで、また雨も降っていたので、なおさら寒く感じられました。しかし、そんな気候にも負けず、地鎮祭を無事に執り行うことができました。
何か行う時の雨は、残念な気持ちになり、とかくマイナスイメージがつきまといます。しかし地鎮祭については、考え方を変えればいいイメージに変わるのではないかと思います。考え方を変える、それはどういうことかと言うと、家を構成するものの成り立ちのことを考えるのです。家を構成するもの、それは木材です。木が建築材料となるまでに成長するには、土が必要だったり光が必要だったり、空気(二酸化炭素)が必要だったりします。そして、水も必要なのです。その必要な水はどこからくるのかと言うと、空からです。空から、そう、雨なのです。この雨がないと、木は成長することができません。雨があるからこそ、木は成長することができるのです。なので、木を成長させてくれる雨を恩恵と捉えれば、雨のマイナスイメージも払拭することができるかもしれません。本当は晴れるに越したことはないのですが、もし今回の様に雨が降ってしまったら、木を成長させてくれる「恵の雨」だと思うようにすれば、その雨もまんざら悪いものでもないと思えるかもしれません。要は、気の持ち方ですね。今回私は、そんなことを思いながらの地鎮祭でした。
ところで地鎮祭というと、私の様な家を建てる仕事をしていると何度も経験をしているので、神事の進行などは分かっているのですが、施主様はそう何度も経験をしたことがないので、進行・段取りなどはほとんど分からないと思います。今回の神主さんは、そのようなことを考慮してか、神事が始まる前に施主様に進行や段取りを丁寧に教えてくれました。これは、とても助かりました。施主様もよく分からないまま地鎮祭を行うより、一通り流れを説明してもらい、自分が何をするのか分かって地鎮祭を行えば、よりいい地鎮祭になると思います。この様な心遣い、大切にしたいと思います。
お問い合わせ
玉穂木材工業株式会社
静岡県御殿場市ぐみ沢1359