こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
裾野市十里木の防音工事兼耐震工事の現場です。工事も後半に差し掛かりました。
これは、室内の壁を剝いたところの写真です。
ラス下が貼られています。
このお家の外壁はモルタルなので、壁下地に杉のラス下を使用しています。実はこの下地材、ラス下の他に「ラス板」や「あらし」とも呼ばれます。私は「ラス下」と呼んでいます。私の場合仕事を始めた時、周りの人達ほぼ全てが「ラス下」と呼んでいたので、私の中ではこれはずっとラス下で通ってきました。ところがある時、「あらし」と呼ぶ人がいました。最初は何のことかさっぱりわかりませんでしたが、今の私の周りでは意外とあらしと呼ぶ人が多いので、あらし=ラス下ということになってきました。
そしてこのラス下、だいぶ丸みのついた材になっています(下記写真・赤丸部分)。ラス下はその性質上、丸みがついていても大丈夫なのですが、これはちょっと……といった感じです。確かに昔(30年くらい前)は、これくらい普通だったのかもしれませんが、木の皮までついているものはなかったと思います。今では、ラス下といっても丸みはほとんどつかなくなっています。この様な材料を見ると、「時代だなぁ」と思ってしまいます。
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