こんにちは。
玉穂木材工業株式会社 菅沼(良)です。
今日は、くわがたの話です。
久しぶりと思った方もいるかもしれません。なぜくわがた?と思った方もいるかもしれません。実は私、以前、もう十年以上前になりますが、くわがたの養殖をしていたのです。その様子をよくブログへあげて、当時は「くわがた成長日記」というタイトルで、くわがたの記事を書いていました。その時の事を知っている方は、久しぶりと思ったかと思います。当時養殖していたのは、オオクワガタとヒラタクワガタです。この二種類のくわがたは、天然ではほとんど獲れないので、養殖をしていました。他のノコギリやミヤマなどは、天然でいくらでも獲れるので、あえて養殖はしませんでした。
そのくわがたの養殖は、十年近くやっていましたが、飽き?からか、いつの間にかやめてしまいました。たま~にもう一度やってみようかな?とも思うのですが、歳?のせいか実際にやるまでには至っていません(笑)。
そしてひさ~しぶりの成長日記ですが、今回は幼虫です。会社の土場を整理していたら、幼虫が出てきたのです。これをどうしようかな?と考えていましたが、せっかくだから、久しぶりにくわがたを飼育してみることにしました。幼虫は二匹です。大きさから見ると、コクワガタだと思います。最近見かける成虫は、みんなコクワガタなので、多分これもコクワガタだと思います。ただ昔、ヒラタもいたので、ヒラタだったら嬉しいですね。そして、この幼虫をどうするかというと、個別に分けて成長させます。幼虫の餌は、飼育用のマットです。よくホームセンターで売っているやつですが、私は発酵マットを使います。以前養殖をしていた経験上、普通のマットよりも発酵マットの方が成虫が大きくなったので、これを使います。ただ発酵マットは、専門店等でないと、なかなか売っていません。どこか専門店まで買いに行こうかと思ったのですが、とりあえず地元のホームセンターを探したところ、ジャンボエンチョーにだけ置いてありました。単価は普通のマットに比べて高いですが、そんな事は気にしないで、早速買ってきました(菌糸ビンという手もありますが、コクワガタに菌糸ビンはもったいないので、今回は使いませんでした)。この発酵マットを、多少湿らせて、透明のビンの中に詰めます。そしたら、幼虫をその中に、ポトリと入れてあげます。これで幼虫飼育の環境は整いました。意外と簡単なものです。あとは幼虫が勝手にマットの中にもぐっていって、その中でマットを食べて成長をしていきます。最後、ビンにマットの乾燥を防ぐためのシートをかぶせて終了です。
これで夏に成虫になるまで、待つだけです。何が出てくるか、楽しみです。