こんにちは。

玉穂木材工業 菅沼(良)です。

先日、御殿場地区林業技術者協会の旅行で、愛知・岐阜方面へ行ってきました。お目当ては、岐阜県銘木協同組合です。ここには全国から、普段見る事が出来ないすばらしい原木が集まるので、今回の旅行の目的地としました。

岐阜県銘木へ行く前に、商売繁盛を祈願するために、名古屋の熱田神宮へ寄りました。この日の名古屋は非常に寒く、前日からの雪も残っていました。

熱田神宮は、とても由緒ある神社です。写真は撮れませんでしたが、資料館には、信長や秀吉、家康の書状なども展示してありました。

お昼は名古屋飯(メシ)にしようということで、ひつまぶしを食べに行きました。

このひつまぶし、めちゃくちゃおいしかったです。うなぎがとてもこうばしくて、私の好みにバッチリ合いました。

腹ごしらえをしたところで、岐阜へ移動です。お目当ての岐阜県銘木協同組合を訪問しました。

こちらも名古屋同様、雪が残っていました。寒さは御殿場と同じくらいでした(日中2℃くらい)。

市場を訪れてみると、やはりいろいろな原木があります。銘木市場なので、針葉樹よりも広葉樹の方が圧倒的に多かったです。

そしてその中に、我々を驚かせてくれた原木がありました。

けやきです。この木は九州産で、元口では、直径が3mくらいあるでしょうか。とにかく大きいです。しかも!なんと!!玉杢です!!!こんな木が存在するんですね。そうそう見る事はできません。

そしてその隣には、クスとやはりけやきが置いてありました。

この2本も、そうとうな大きさです。この2本も滅多にお目にかかれないほどの大きさの木ですが、いかんせん、その前に見たけやきが大きすぎて、この2本の大きさの驚きも半分になってしまいました(笑)。

また、製品もあります。

これはほんの一部ですが、この他にもすばらしい製品が数多くありました。

原木・製品と、規格外のものが集まるので、見ていて飽きません。また林業技術者協会で、このような視察旅行を企画してもらいたいですね。

ここの視察を終えたところで夕方になりましたので、夕食にすることにしました。夕食は岐阜にいますが、なぜか「風来坊」です(笑)。ここでも名古屋飯(メシ)となりました。

この手羽先、おいしいですね。初めはそんなに食べれないと思っていましたが、食べ始めると止まらなくなり、何度もおかわりをしてしまいました。御殿場にもこのお店、欲しいですね。

そして次の日は、岐阜城へ行きました。小さなお城ですが、歴史の表舞台に出てくるお城で、信長の美濃攻略にかかせないお城ですね。岐阜城は、NHKの大河ドラマでは信長の斎藤攻めで、数々でてきましたので、何となく馴染みのあるお城です。また、岐阜城は山の上に築かれているので、天守閣からの景色は抜群でした。

これで視察旅行も終わりです。帰路につくために、岐阜駅に行きました。そしたら、思いがけないものに遭遇しました。

「金の信長」です。駅の出口に向かって、そびえ立っています。

私的には、「なぜ信長が金?」です。秀吉が金ならまだ分かりますが、信長=金という構図は浮かびません。調べてみるとこの金は、歴史的に特に信長に関係するものではないようです。まあ、こんな意外なものも最後に見れて、とても有意義な旅行でした。